半田市にある「新美南吉記念館」の奥に広がっている谷地で、2022年6月24・25日に「南吉さんの蛍まつり」が開催されます。
知多半島は阿久比町を始め、ホタルが見られるスポットとして人気でしたが、最近は少しずつその姿を見られなくなりつつあります。
そこで登場したのが、「ほたるおじさん」こと土本さんという方。土本さんはほかの有志の方々と一緒に、新美南吉記念館の裏にある谷地を草刈りによって整備。あらためてホタルの光を楽しめる場所になりました。
南吉さんの蛍まつりでは約3,000匹ものホタルが光る様子を楽しめて、初夏のお出かけにピッタリ◎費用は無料で参加は予約制、2日とも先着300名となっていますが、気になったらぜひ応募してみてくださいね。
【南吉さんの蛍まつり】
開催情報
日時 | 2022年 6月24日(金)・25日(土) 18:00~21:00 ※雨天中止 |
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場所 | 新美南吉記念館 屋外の休憩所で受付け |
参加方法 | 事前予約制・各回先着300名 応募は半田市観光協会HPの応募フォームから |
参加費 | 無料 |
公式サイト | 半田市観光協会 |
蛍まつりは、新美南吉さんの世界観をテーマに開催
新美南吉さんは、1913年に現在の半田市で生まれた児童文学の作家さん。1918〜1936年まで発行された「赤い鳥」という児童向け雑誌があり、南吉さんの作品は赤い鳥に掲載されていました。
新美南吉さんの代表作といえば「ごん狐」ですが、ごん狐が初めて掲載されたのは赤い鳥です。
新美南吉記念館の裏にある谷地は、「蛍の里」として整備活動が進められてきました。南吉さんの作品にはランプ・提灯(ちょうちん)・ホタルなど、「あかり」を描いたものが多くあり、蛍の里は「木の祭り」という作品の世界観をテーマに活動が進められています。
イベント当日はナイトミュージアムやクイズラリー、童話のおはなし会も開催
南吉さんの蛍まつりでは、ホタル観賞以外のイベントもあります。
- 新美南吉記念館ナイトミュージアム(無料・18:00〜20:30 )
- 南吉童話おはなし会(19:00〜21:00)
- ⽉のしずく庵企画:ちぎり絵アーティスト坂⼝尚安⽒ヒカリの展⽰と⾳楽(19:00〜21:00)
- ホタルクイズラリー(25日(土)のみ・参加費100円・先着150名・18:00〜19:30)
「新美南吉記念館、あるのは知ってたけど、行ったことないな」という人はナイトミュージアムへ行ってみるのも良いですし、童話のおはなし会やクイズラリーはお子さんが楽しめる企画。ぜひいろんな形で楽しんでくださいね♫
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