【2020年1月】大府市「パティスリーミミ（Patisserie mimi）」のガレット・デ・ロワは大満足！口コミレポ

お正月の料理といえば、おせち料理やお雑煮。ただ、いろんなお店でお正月限定のメニューをやっていたりしますよね。

大府市にあるフランス洋菓子店「パティスリー ミミ（Patisserie mimi）」さんは、大府市周辺エリアでは評判のお店。お正月には限定の「ガレット・デ・ロワ（Galette des rois）」というお菓子を作っていて、これもすごく人気です。

前から食べたいと思っていましたが、今年はついに購入！ということで、今回はパティスリーミミさんのガレット・デ・ロワをレポートします。

みかん

ガレット・デ・ロワ、なんだかおしゃれな響きだし、前から食べたかったんだよね・・。やっと食べれる〜！

ガレット・デ・ロワは、新年をお祝いするフランスの伝統菓子

チーター

ガレット・デ・ロワは普通に食べてもおいしいですが、ちょっとした豆知識を知っておくと、より楽しめますよ。

ガレット・デ・ロワは日本ではまだあまり知られていませんが、実はフランスではとても有名なお菓子です。

キリスト教では1月6日が祝日となっていて、「公現祭（こうげんさい）」または「エピファニー」と呼ばれています。この日は、イエス・キリストが神の子として世間（公）に現れたことを記念する日だそう（コトバンクより）。

そしてフランスではこの公現祭のお祝いとして、ガレット・デ・ロワを食べる風習があります。

1月6日を祝うためのお菓子ではありますが、フランスでは1月中はよく食べられているそう。「ガレット・デ・ロワを食べないと、1年が始まらないぜ！」とまで考える人がいるくらい、フランスでは一般的なお菓子なのです。

また、ガレット・デ・ロワは、フランスの北部と南部で作り方が違います。北部ではパイ生地にアーモンドクリームを混ぜたガレット、南部ではブリオッシュ生地にオレンジフラワーウォーターなどで風味づけをしたお菓子を指すのが一般的です。

北部と南部で作り方が違っても、共通するのが「フェーブ」というものが中に入っていること。

フェーブとは「そら豆」の意味ですが、ガレット・デ・ロワに入っているものは「陶器の人形」を指します。

フェーブはいわゆる、アタリのようなもの。

ガレット・デ・ロワは家族やお友達と切り分けて食べますが、自分の分にフェーブが入っていると、その人は今年の王様・女王様になります。

ガレット・デ・ロワには紙などでできた王冠が付けられていることが多いですが、王冠もフェーブが入っていた人に与えられます。

「フェーブが当たった人は幸運が1年続く」と言われていて、とてもラッキー&ハッピーなのです！

また、ガレット・デ・ロワはシンプルなお菓子ですが、職人さんの技術がハッキリ出るお菓子。フランスには高い技術をもつ職人さんに贈られるM.O.F.（フランス国家最優秀職人章）という賞がありますが、この試験課題としてガレット・デ・ロワが課されることもあります。

1月1日のお店は混雑！駐車場は確保されてるけど気をつけよう

パティスリーミミさんのガレット・デ・ロワは、12月に予約受付け、1月にお渡しとなっています。

値段は3,960円（税込。2019年12月の値段）で、予約は公式サイトやインスタなどのSNSで情報が流れてくるので、もし来年買いたい場合はこまめにチェックすることをオススメします。

みかん

私もミミさんのインスタをフォローして、「予約スタートまだかな・・」と気にしてました（笑）

すごい情熱だ！

チーター

1月のガレット・デ・ロワの受取り日は希望を伝えられますが、ミミさんがお休みのときはもちろん受け取れません。1月の営業日を公式サイト・SNSでチェックして、いつ受け取るか決めてくださいね。

私は1月1日の12時めがけて受け取りに行ったのですが、お店はかなり混雑していました。すごい人気ということをあらためて実感しましたが、駐車場も混雑するので気をつけてください。私の場合は30分ほど列に並んで、受け取ることができました〜！

パイ生地はサクサク、アーモンドクリームが濃厚でオイシイ！！

ガレット・デ・ロワを受け取って家に帰り、さっそく箱をオープン♪

みかん

で、でたー！！

ミミさんのガレット・デ・ロワはこんな感じで、キレイに仕上がってます！

みかん

表面の照りがすごくキレイです！

ミミさんのオーナー兼パティシエの深谷さんはフランスのパリで、前述のM.O.F.をもつローラン・デュシェーヌさんという方の元で修行されたそう。つまりまさに本場フランスのガレット・デ・ロワで、「本物の味」といえます。ちゃんとゴールドに輝く王冠もついてますね。

チーター

くー、フェーブを当てて、王様になりたい・・。

ちなみにガレット・デ・ロワの表面の柄は1個1個違っています。どれになるかはフェーブと同じくランダムで、お店で並んでいた当日用のものもそれぞれ柄が違いました。

カットして断面を見ると、こんな感じ。パイ生地の中にアーモンドクリームが入っています。

というわけでいただきましたが・・、アーモンドクリームが濃厚でオイシイ！！ サクサクのパイ生地も甘みがあって、クリームとよくマッチしてます。これは期待を裏切らない味ですね〜。

甘さはほど良い感じで、ひと切れだけじゃなくたくさん食べたくなります（笑）男性でもおいしくいただけるので、家族で楽しめますよ。

ちなみにミミさんの定番スイーツ「ミミプリン（税込396円）」も、合わせて買っちゃいました。ときどき買うんですが、やっぱりこれもおいしいですね。お正月から幸せです（笑）

みかん

ミミさんはお気に入りのお店なんですが、今回のガレット・デ・ロワも大満足♪ やっぱりオイシイな〜と思いましたね。受け取りに行ったときの行列もすごくて、その人気ぶりがうかがえました。気になったら、来年はぜひ食べてみてくださいね。

ガレット・デ・ロワは「フランスの伝統的なお菓子」っていうのもいいですね。単においしいだけじゃなく、フランスの風習も「そうなんだ〜」という感じで勉強になります。フェーブのアタリも期待して、楽しく食べてくださいね！

チーター

パティスリー ミミさん、ありがとうございました〜！
というわけで、今年もよろしくお願いします♪

【パティスリーミミ（Patisserie mimi）店舗情報】

【MAP】