半田市・半田運河の「HOTORI市」はお酒や季節の風景を楽しめる♪紅葉をレポート！

知多・三河エリアの中でも最近賑わいを見せている半田市。人気のお出かけスポットになっている半田運河では、定期的に「HOTORI（ほとり）市」というイベントが開催されています。

半田運河の周辺は、風情あふれる酒蔵が並んでいます。HOTORI市では「季節のある暮らしを楽しむ」をテーマにしていて、半田運河のほとりでお酒の提供や人気店の出店、ワークショップなどが開催されています。1〜2時間くらいは楽しく過ごせるので、気軽なお出かけにオススメですよ。

今回は紅葉のピークを迎えている2019年12月8日にお邪魔しました〜。

駐車場はミツカンミュージアムの第1・第2駐車場を利用。道が広くてアクセス良好

HOTORI市の開催場所は、お酢で有名なミツカンが作った「ミツカンミュージアム」の周辺。車で向かう場合、ミツカンミュージアムの第1・第2駐車場が、HOTORI市の日は無料で利用できます。

「半田市観光ガイド」より

電車で向かう場合、JR武豊線の「半田駅」から徒歩5分ほど、名鉄河和線の「知多半田駅」から徒歩15分ほどです。

近くまで行くとお店のスタッフさんや観光で訪れた人たちで賑わっているので、すぐにわかると思います。

みかん

ミツカンは半田市に本社を置く企業。日本全国に知れ渡っている企業の本社が半田市にあるのは、何だか嬉しいですね。

余談ですが、「ジョブチューン」というテレビ番組で、ミツカンの鍋つゆが紹介されてました（2019年12月7日放送）。「ごま豆乳鍋」が売上げランキング1位で、つい買っちゃいましたよ〜（笑）

チーター

みかん

さすがチーター！足が早い！（笑）

半田運河のほとりをのんびり散歩♪どぶろくを片手に紅葉を楽しむ

車を停めて、さっそく散策開始。ミツカンミュージアムの向かいに「魚太郎 蔵のまちカフェ」さんというお店があるのですが、お店の前で魚が売られていました。しまほっけや鯛など、いかにもお酒に合いそうな感じ（笑）お土産に購入するのも良いかもです。

行った日はちょうど天気が良く、紅葉もピークを迎えるタイミング。半田運河ではカモが気持ちよさそうに、ゆっくり泳いでいました（小さく見えるのがカモです）。

半田運河のほとりを歩いていくと、「酒の文化館」という博物館があります。これは酒造会社の「中埜（なかの）酒造」さんが、機械化で使わなくなった酒造りの道具を保存するために作りました。

中埜酒造さんが作っている代表的なお酒は「國盛（くにざかり）」という日本酒。中埜酒造さんの代表的な日本酒は「國盛（くにざかり）」という商品。純米大吟醸や本醸造、にごり酒などの種類があるなかで、今回はどぶろくが提供されていました。これが行列ができるほどの大人気！

にごり酒は白く濁っているお酒を指しますが、どぶろくはお米の粒が残っているのが特徴。しっかりとした飲みごたえがあり、清酒やにごり酒とはまた違うおいしさがあります。

フレッシュな國盛のどぶろくは1杯300円。中埜酒造さんの従業員さんがおちょこに注いでくれます。ナント飲んだおちょこは、そのままもらえるという太っ腹です！

みかん

どぶろくは飲みごたえがあるけど、スッキリしていておいしい♪ 私は2杯飲んじゃいました（笑）ほかのお酒も飲みたくなったけど、ここはガマン・・。

ちなみに僕は運転手なので飲んでません！

チーター

酒の文化館もお酒について勉強できそうで気になりましたが、今回は時間の関係で立ち寄らないことに。どぶろくを片手に、さらに散策します。

中埜酒造さんのどぶろくイベント周辺。すごい賑わってますね〜。みんなお酒好きですね（笑）

チーター

ちなみに机が置かれていたので、常連の方はおつまみを持ってきてどぶろくを片手に語り合ってました。メチャ楽しそうです。

酒の文化館の隣には、「半六庭園」という庭園があります。紅葉の木がたくさんあり、色づきがピークを迎えていました！

半六庭園はコンパクトな広さながら、とてもキレイ。たくさんの人がいろんな場所で写真を撮ってました。中には着物姿の方もいて、風景としっかりマッチしてましたね。

先ほどいただいたどぶろくのおちょこがおしゃれだったので、紅葉と合わせて撮ってみました（笑）上の2枚目は、チーターが飲んだ「珈琲みよし」さんのコーヒーと一緒に。お酒とコーヒーというよくわからない取り合わせですが、何となくマッチしてる気がします。

国の登録有形文化財「小栗家住宅」も、半田市の歴史が感じられる建物

半田運河の近くには、「小栗家住宅」という建物があります。一見するとほかの建物と同じ古くからある住宅のように見えますが、実はこの家は国の「登録有形文化財」というものに指定されています。

小栗家住宅は、明治3年に作られました。小栗家はお酒の醸造や味噌・醤油の製造、新しい田んぼの開発、半田運河を利用した肥料や飼料の取引など、さまざまな事業を展開しました。小栗家は日本の農業にも大きな貢献をしたため、名家として住宅が現在に残されているのですね。

HOTORI市の今回は、外観のみを見学。築150年を超えている建物からは、歴史が感じられます。

住宅は実は今でも住居として使われていますが、1階の一部はギャラリーとして一般の方に公開されています。また、小学校の授業で利用されたり、お茶会や演奏会、大学の研究などにも活用されています。

みかん

というわけで半田運河のHOTORI市は、地域のイベントながらも見どころたっぷり！歴史が感じられつつもおしゃれな雰囲気もあり、20代のカップルや友達同士、家族やご年配の方でも楽しめます。疲れずに回れるので、ふらっと出かけるのにピッタリですよ♪

HOTORI市に行って感じたのは、「盛り上がってるな〜」という印象。人がたくさんいてワイワイした雰囲気なので、楽しく回れると思います。どぶろくを楽しむのもヨシ、運河と酒蔵の風景を楽しむのもヨシ、すぐ近くに「ミツカンミュージアム」もあるので、合わせて見てみるのもオススメです。

チーター

HOTORI市は少し間を空けて、また行ってみたいなと思いました。また、HOTORI市以外にも「HOTORI」シリーズでさまざまなイベントが定期的に開催されています。詳細は半田市の公式HPでもチェックできるので、ぜひ出かけてみてくださいね♪